番外編 0001 ログインシェルをbashにする

さくらのレンタルサーバーはOSがFreeBSDで、デフォルトのシェルは csh です。OSを変更することはできませんが、ログインシェルを変更することはできます。ログインシェルは好みの問題なのでどれを使ってもよいと思いますが、後述する理由で、bashへ変更することをおすすめします。

まず、OSの種類を確認してみましょう。

% uname -sr
FreeBSD 9.1-RELEASE-p24

次に、現在のシェルを確認してみましょう。

% echo ${SHELL}
/bin/csh

このままcshを使い続けてもよいのですが、シェルスクリプトを書いたり、複雑なコマンド・・・例えば、あるコマンドの出力結果を入力として、次のコマンドへ渡す際にはbashの文法のほうが便利な場合もあります。また、さくらのレンタルサーバーのOSはFreeBSDですが、さくらのVPSやさくらのクラウドなどに乗り換える際、よく使われているOSはLinuxなのですが、これらのデフォルトのシェルがbashなので、覚えておいて損はないでしょう。

それでは、シェルをbashに変更してみましょう。

% bash
[example@wwwXXXX ~]$

プロンプトの表示が変わり、ログインシェルがbashになりました。しかし、ログアウトすると元のcshに戻ってしまいます。ログインのたびにbashコマンドを実行するのは面倒です。そこで、自身の標準シェルをbashへ変更してみましょう。

まず、bashのパスを控えておきます。

% which bash
/usr/local/bin/bash

この /usr/local/bin/bash をデフォルトのシェルにするため、次のコマンドを実行します。

% chsh -s /usr/local/bin/bash
Password: 
chsh: user information updated

上記のように、chshコマンドを実行すると、パスワードを聞かれます。ここで、ログイン時のパスワードを回答すると、デフォルトのシェルが変更されます。それでは一度ログアウトし、ログインし直してみましょう。ログイン後、デフォルトのシェルが変わったことを以下のコマンドで確認します。

[example@wwwXXXX ~]$ echo ${SHELL}
/usr/local/bin/bash

手順としては以上です。

入門UNIXシェルプログラミング―シェルの基礎から学ぶUNIXの世界