#0006 [上級編]WordPressを自動バックアップしよう (2) – cron登録 –

さくらのレンタルサーバーへインストールしたWordPressの自動バックアップ設定、今回は全2回のうち、2回目です。検索エンジンなどから来られた方は、前回のエントリーからご覧ください。

前回は、さくらのレンタルサーバーにシェルスクリプト「WPARC」を配置しました。あ、そういえばシェルスクリプトを書いただけで実行確認してませんでしたね!それでは、cronへ登録する前に、いちど手動で実行してテストしてみましょう。

それでは、バックアップが採れているかどうか、確認しましょう。

バックアップが採れてますね。

それでは、さくらのレンタルサーバーでcronを登録してみましょう。


 

さくらのレンタルサーバーへcronを登録するには2つの方法があります。

  1. サーバーコントロールパネルでcron登録する
  2. SSHログインし、crontabコマンドでcron登録する

どちらでcron登録しても構いませんが、気をつけなければいけないのは、最初の1つ目のcron登録は、サーバーコントロールパネルから行うという点です。

それでは、前回作成した WPARC をcron登録してみましょう。その前に、 以下の2点を確認します。

  1. WPARCのフルパスはどこか
  2. WPARCに実行権がついているか

それではまず WPARC のフルパスを確認してみましょう。

whichコマンドは、パスの通ったディレクトリの中を探してくれます(ものすごく大雑把な説明ですが)。なので前回は、ホームディレクトリの下に bin ディレクトリを作成したのです。つまり、 ${HOME}/bin はパスが通ったディレクトリなのです。

次に、 WPARC に実行権がついているかを確認します。

ユーザーに対して実行権がついていますね。上記のコマンドは、次のコマンドを実行したのと同じことになります。

どちらで確認しても構いませんが、少し解説しますと、 $() で囲んだコマンドは、その前 (左側) に書いたコマンドより先に実行してくれます。つまり、 which WPARC した結果に対して ls コマンドを実行しています。

というわけで、 WPARC のフルパスがどこなのか、そして WPARC に実行権がついていることの2つが確認できました。WPARCに実行権がついていないと、which WPARC の結果が何も帰ってきません。chmodコマンドで実行権をつけてあげましょう。


サーバーコントロールパネルでcron登録する

WEBブラウザからさくらのレンタルサーバー コントロールパネルへログインしましょう。

SAKURA_CRON_0001

画面左下に「CRONの設定」があるので、ここをクリックします。

SAKURA_CRON_0002

以下のように、CRON設定画面に遷移します。

SAKURA_CRON_0003

画面中央のやや右に「>>新規項目の追加」があるので、ここをクリックします。

SAKURA_CRON_0004

今回は毎日0時0分にcron実行することにします。なので、実行コマンドに「/home/example/bin/WPARC > /dev/null 2>&1」を、月と日に「*」を、時と分に「0」を入力し、曜日はすべてチェックします。コメントは書いても書かなくても構いませんが、シェルで確認するときに文字化けするのも面白くないので、英語で書いておくのが無難です。

SAKURA_CRON_0005

その後、「送信」ボタンをクリックすると、元の画面にもどり、新たに1つcronが追加されたことが確認できます。

SAKURA_CRON_0006


最初のCRON実行時刻を過ぎてから、バックアップが採れていることを確認しましょう。

ファイルのタイムスタンプが0時頃になっているので、cronによってバックアップされたことが推測できます。もちろん、バックアップの容量が増えて時間がかかるようでしたら、タイムスタンプが0時キッカリではなく、数分あとになることもあるでしょう。もし、cron登録してちゃんと動くか心配であれば、もう1つ、今から10分後くらいにcron登録して確認し、問題なければcron登録を削除してしまえばよいのです。

ね、簡単でしょう?

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