#0004 wp-cliからWordPressをインストールしよう (2)

さて、前回はさくらのレンタルサーバーにwp-cliをインストールし、wpコマンドでwp-cliのバージョン番号が表示されるところまでを確認しました。今回はいよいよwpコマンドを使ったWordPressのインストールです。WordPressをインストールするにあたり、以下の情報をテキストで手元に用意しておくと便利です。

  1. 自身のメールアドレス
  2. さくらのレンタルサーバーのデータベースサーバー名
  3. データベース名
  4. データベース接続用のIDとパスワード

WordPressインストール前には、上記のほかに以下の項目を決めておきます。

  1. ブログのタイトル(英数文字で作成します。これは後から変更可能です。)
  2. WordPress管理画面 ログイン用IDとパスワード

WordPressをどこにインストールするか

まず、WordPressをどこにインストールするか、について理解する必要があります。「どこ…って言われても、さくらのレンタルサーバーでしょ?」と思われるかも知れません。もう少し噛み砕くと、WordPressをどのディレクトリにインストールするかということを決めなければなりません。前回、ホームディレクトリで実行したlsコマンドを思い出してみましょう。

さくらのレンタルサーバーでは、ホームディレクトリの下にいくつかのディレクトリが最初から用意されていることは前回説明しました。これらディレクトリには、それぞれ以下の役割があります。

ディレクトリ名 役割
MailBox メールボックス (受信した電子メールはここに格納される)
db クイックインストール機能に関するインストーラや管理情報などが保存されるディレクトリ
ports クイックインストール機能に関するインストーラや管理情報などが保存されるディレクトリ
sakura_pocket 「さくらぽけっと」で使用するディレクトリ
sblo_files 「さくらのブログ」にアップロードした画像などが格納されるディレクトリ
www ウェブページの公開コンテンツを保存するディレクトリ

これらディレクトリの他、さくらのレンタルサーバーに関する仕様は、さくらのサポート情報 【さくらのレンタルサーバ】基本仕様 ページを確認しましょう。

WordPressはウェブページとして公開するので、 /home/example/www の中へインストールするということになります。

wpコマンドでWordPressをダウンロードする

以下のコマンドで、WordPressをダウンロードします。

ユーザー名(ホームディレクトリの名前)が長い場合は、以下のように、ホームディレクトリを変数に代入して短くすることもできます。

wpコマンドの後に続く「core」と「download」はサブコマンドです。その後に「–path」と「–locale」の引数を与えて実行します。特にバージョン番号を指定しない限りは、最新のWordPressがダウンロードされます。

wpコマンドでデータベースの設定を行う

wpコマンドでWordPressをダウンロードした後は、すでに作成済みのMySQLデータベースをWordPressへ設定します。これもwpコマンドを使って行います。

項目 パラメータ 備考
dbname example_wp0001 DB作成時に決めたデータベース名
dbuser example データベース接続ユーザー名
dbhost mysqlXXX.db.sakura.ne.jp XXX には指定されたサーバー名の数字が入ります
dbpass P@SsW0rD DB作成時に決めたパスワード

上記コマンド正常終了メッセージにある通り、 ${HOME}/www ディレクトリの中に wp-config.php ファイルが生成されました。

wpコマンドでWordPressをインストールする

いよいよWordPressのインストールです。

 

上記コマンド実行直後に、ブラウザで http://example.sakura.ne.jp/ を開いてみましょう。

MYSQL_CREATE-DATABASE_0016

このような画面が表示されていれば、インストールは成功です。

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